ブログ › 楽譜のキーが声に合わない時——移調計算機の完全ガイド
好きな曲のコード譜を見つけて練習していると、こんな壁にぶつかることがあります。「コードは覚えたけど、自分の声域には高すぎる」「FやB♭のコードが多くて指がついていかない」。そんなときに必要なのが移調(トランスポーズ)です。曲全体の音の高さを一定の幅で上げたり下げたりすることで、メロディーや雰囲気はそのまま、音域だけを自分に合わせることができます。
音楽の音階は C, C#, D, D#, E, F, F#, G, G#, A, A#, B の12音で構成されます。隣り合う音同士の間隔が「1半音」です。CからDは2半音、CからGは7半音。移調計算機で半音数を指定すると、すべてのコードがその分だけ移動します。
| 元のキー | +2半音 | +5半音 | −2半音 |
|---|---|---|---|
| C | D | F | B♭ |
| Am | Bm | Dm | Gm |
| G | A | C | F |
Am F C G のようにコード進行を入力し、半音数と方向(上げる/下げる)を選ぶだけで、すべてのコードが即座に変換されます。スペース・ハイフン・カンマ区切りに対応。Am7、Gmaj7、Fsus4 などの拡張コードも、ルート音だけを移動してコード記号はそのまま保持します。シャープ(#)とフラット(♭)の表記も切り替えられます。
Am F C G または Am-F-C-G または Dm7 G7 Cmaj7カポはギターのネックに取り付けるクリップで、開放弦の音程を上げる道具です。カポを使うと同じコードフォームのまま別のキーで演奏できますが、楽譜のキーと実際に鳴る音が変わってしまいます。カポ計算機は「楽譜のキー+カポ位置→実際のキー」と「目標キー→必要なカポ位置」の両方向を計算します。
| 楽譜のキー | カポフレット | 実際の音 |
|---|---|---|
| C | 2 | D |
| C | 3 | E♭ |
| G | 2 | A |
| D | 3 | F |
クラリネット、アルトサックス、フレンチホルンなどは移調楽器と呼ばれ、楽譜の音と実際に鳴る音が異なります。B♭クラリネットが楽譜の「ド(C)」を演奏すると、実際にはB♭の音が出ます。ピアノ譜をそのままクラリネット奏者に渡すとアンサンブルが崩れる原因はここにあります。移調楽器変換機能で、楽器間の音の対応を即座に計算できます。
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